ビッグデータと携帯電話

ビッグデータと携帯電話 コラム

こんにちは。Yummyです。
今回は、ニュースで目にして気になった事をお伝えします。

ニュースで耳にする○○割減や○○%減

新型コロナウイルスで駅の利用、地域の動向をニュースで報道する際、
移動が○○%、○割減ったというニュースを聞きませんでしたか。

ニュースで聞いた際にどうやって人の動向を調査しているのか気になっていました。
目に見えて人は減っていましたが、どうやって数値にするのか。

私が見たニュースで目についたのが携帯電話により情報収集する方法です。

携帯電話の普及がカギ

携帯電話は一人一台は当たり前になってきました。

平成30年度末の携帯電話の総契約数が約1億7700万件。日本の人口が約1億2700万人ですから、単純に計算すると一人一台。
一人一台は持つような時代ですから、その携帯電話から人の動向も確認出来る様です。

携帯電話のビッグデータから人の動きを調査出来ます。
ビックデータという多様で、大量の、日々変化するデータを活用する事です。
多くの人が持ち、各々で使用して常に通信しています。大量の情報が行き交っているのが携帯電話です。
携帯電話から情報を集め、調査する事で人の動きも確認出来ます。

携帯会社や携帯会社関連の会社で

docomoが提供するモバイル空間統計と呼ばれる人口統計で、1時間ごとの動向が24時間365日確認出来る様です。

仕組みは基地局と携帯電話の関係性にあります。
メールや電話を受信出来るように、基地局がエリア内にあり携帯電話を把握しています。
各基地局に接続された携帯電話の情報から携帯電話の情報をもって、統計データを割り出す仕組みです。

携帯電話から発せられる電波を読み取って、何人その場にいるか確認します。
この仕組みを使って、この日のこの場所に何人行動していたか、確認出来るのです。

ただし、携帯電話から読み取るのは所有者の年齢層迄で、所有者の名前や電話番号等の個人情報はもちろん省き公開しません。

Agoopという会社でも同様に携帯電話の情報を利用して、統計データ、流動人口データを確認出来ます。
AgoopのアプリでGPSの位置情報を取得する事で、国内外の人の動向を確認出来る仕組みです。

人の動きを点として見たり、アプリ使用者を日本の総人口に換算して動向を時間帯別に見られるとの事です。
点で見ると、人の動きや集中している時間が分かります。また、人が集中している箇所を時間帯毎に濃淡で確認可能です。

便利な道具も使い方次第

便利な道具として日々使用している携帯電話ですが、何気なく使っている中で様々な情報を提供している様です。

携帯電話は情報の宝庫です。情報の取捨選択をして自分にとって有益な情報を選択して活用して下さい。