こんにちは。Yummyです。
寒さが増して、年末も近づいてきました。クリスマスの日は特に年の瀬を感じます。
今回はクリスマスなので、クリスマスの話題を一つお届けしたいと思います。
クリスマスのお菓子といえば・・・
クリスマスのお菓子と言えば、何を思い浮かべるでしょうか。
真っ白な生クリームと赤い苺のショートケーキや、チョコレートのブッシュドノエルを思い起こす方が多いかもしれません。
クリスマスケーキはお馴染みのお菓子ですね。お馴染みのクリスマスケーキは日本独自で、明治頃に始まったとされます。
クリスマスショートケーキは現在になってからで、当初はドライフルーツを飾ったスポンジケーキでクリームは無かった様です。
新しいケーキ?
さて本題ですが、見慣れたケーキの中に、最近はあまり見なかったお菓子が店頭に並ぶ光景が目に付きました。
シュトーレンやパネトーネといった生地にドライフルーツが混ぜて焼き上げた素朴なケーキです。
シュトーレンはドイツ語で坑道を意味しその形が似ている事からシュトーレン、シュトレンと名付けられた様です。
粉砂糖をまぶして真っ白になった様からイエス・キリストを産着で包んだ形にも似ているとの事。
1300年代にドイツの司教に献上された事から始まったとされます。
パネトーネはパネットーネとも言われイタリアのクリスマスのお菓子で、大きなパンという意味でパネットーネ種という酵母を混ぜて作られるとの事。
シュトーレンに比べると触感はふんわりとしていると思います。
某番組で見てそういうお菓子もあるんだと認識し、気のせいかもしれませんがその頃から目につく様になった様な・・・。
シュトーレンは1本で売られている事が多かったですね。ただ、シュトーレンを1、2切れで売られている事もあって
いろいろなお店のシュトーレンを楽しむ事が出来ますね。
長く保存出来る伝統のケーキ
保存期間も1か月くらいで長く楽しめます。
パネトーネは台形のパウンドケーキにドライフルーツを混ぜ込んだお菓子で、こちらは1台丸ごとで売られている事が
多いです。シュトーレン同様に1か月程度は長く楽しめるお菓子です。
シュトーレンもパネトーネもクリスマスまでの12月の4週間をケーキを切って食べる様な、アドベントカレンダーに
近い形で楽しまれている様です。
アドベントはキリストの降誕を待つ期間、クリスマスまでの期間の事を表している様ですね。
日本はクリスマスもお正月も楽しむ自由な風潮があるので、イベントとして文化を取り入れて楽しんでいる様に見えます。
クリスマスのお菓子の為かかわいい缶に入っている事も
シュトーレンもパネトーネも海外のお菓子を売るお店ではよく見かけます。おしゃれな缶に入っている事もあってかわいいですね。
ドライフルーツを入れたり、洋酒や香辛料がきいている事があり、シュトーレンは特にお子さんはあまり好んで食べないかもしれません。
ドライフルーツのケーキが好きなので、私はどちらも美味しいと思いました。
シュトーレンはお店によって香辛料やドライフルーツの配合が違うので、面白いです。
シュトーレンは本場ドイツの家庭毎に作られている様なので、決まった材料はなくお店毎に違うのも納得です。
伝統のお菓子は他にも
ケーキ生地というわけではなく少し時期も異なりますが、ガレット・デ・ロワというフランスのパイも雰囲気を味わえます。
こちらは、パイ生地の中にアーモンドクリームを入れ、パイの中にコインや陶器の人形、フェーヴを入れて焼き上げ、
クリスマスではなく1月6日ですが、切り分けた時にコイン等が当たれば1年幸運に過ごせるというもの。
当たった方は紙で出来た王冠をかぶって祝う様です。面白い風習だと思いました。
お家で過ごすクリスマスをそれぞれのご家庭で様々な形で
クリスマスの時期に売っているお店もあるので気になった方は探して見て下さい。
私はパン屋さんで初めて見た記憶があります。
クリスマスケーキはところ変われば、様々な形があります。違和感を覚えるかもしれませんが、各々の文化があって面白いと思いますので、まずは受け入れてみる事で新しい視点を持って見直してみませんか。
いつもと違ったクリスマス。お家クリスマスをいつもと違ったケーキで過ごしてみてもいいかもしれません。
さあ、私Yummyの2020年最後のブログとなりました。みなさん、良いお年を。