Facebookから5億件を超える個人情報が漏えいした話

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こんにちは!オフィスITドクターのYukkyです。

先日、なかなかショッキングなニュースを見つけました。

この記事のタイトルにもしている「Facebookからの個人情報漏えい」のニュースです。

「Facebookからの個人情報漏えい」って何が漏れたの?

流出した情報は場合にもよるけど、下記の10項目。

  1. ユーザの氏名
  2. 連絡先として紐づけていた電話番号
  3. Facebook ID
  4. 所在地
  5. 過去の居住地
  6. 生年月日
  7. メールアドレス
  8. アカウント作成日
  9. 交際ステータス
  10. 自己紹介

驚くのは、流出件数。
なんとその数、5億3300万件分!

なんぼなんでも多すぎへん!?

「Facebookからの個人情報漏えい」の原因と経路は?

おどろき過ぎて、方言でてしもた・・・(;´Д`)
気を取り直して。

「ウェブスクレイピング」という、ウェブサイトから情報を抽出する技術があります。
簡単に説明すると、ウェブ上の雑多な情報の中から、必要な情報をCSVファイル等の一覧形式に機械的に収集する技術です。

ウェブスクレイピング自体は違法な技術ではありません。
人工知能の機械学習の為やマーケティングの為の情報収集などに使われます。

そのウェブスクレイピングでFacebook上に登録して公開されていたプロフィール情報が、ダークウェブと呼ばれるハッカー向けのサイト上で無料公開された事でおおやけのニュースになったみたいです。

Facebookでは2019年に規約を変えたので、現在はウェブスクレイピングで情報を集められない様になっているそうです。

「Facebookからの個人情報漏えい」に対して、今後気をつけるべき事

Facebookに限らず、SNSではある程度の個人情報を公開する事で、各個人を特定して繋がりを持っていると思います。
まずは、自分が利用しているSNSのプロフィールの見直しが必要です。不要な情報まで公開していないか見直す必要があると思います。

次に、2019年以前からFacebookを利用していた人は、自分の連絡先に対して、見覚えのないパスワードリセットの案内などが届く可能性があるので注意が必要です。
見覚えが無い案内が届いたときは、落ち着いてメールの指示に従わない事が大切です。

他にも、プロフィールに登録している生年月日などの情報から不正アクセスの被害にあう可能性も考えられます。
利用しているサービスのログインアカウントに生年月日や名前、メールアドレスに使っている文字列を使っていませんか?
思い当たる場合は、各アカウントの情報を見直した方が良いでしょう。

以上、今回は衝撃が大きかったの「Facebookからの個人情報漏えい」のニュースの紹介でした。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。さようなら!